LA0089

グラティア ラリエット

9,900円(税900円)

(この商品はアクセサリーキットです。作る楽しみと着る歓びを同時に体験してください)

数年前からファッションのトレンドのひとつには紫があった。自分でもなぜか、青紫の麻のワンピースや赤紫のドレスが欲しくなった。紫という色は隣り合うにある赤と青の両面を持つ。濃さや素材でも印象が大きく違うが昔から神聖な色、治癒力がある色とされてきた。
言葉や形にならない感覚の方が思考より先をいっていることがあるのだと思う。そしてたまにファッションやアートの作品や現象の中には、それらを垣間見せてくれていることがある。
濃いアメジストではなく儚い色のアメジストを使いたい。月雫のようなラリエットやピアス・イヤリングをまとってみたい。
ラリエットはミディアムサイズ。左右の短いチェーンの部分を引っ掛けるようにしラリエットとして使用します。天然石、ケープアメジストと細かなカット入りのピンクアメジストを使用。儚さや優しさの中にも少しだけキリッとした印象も隠し持つ淡いパープルカラー。石は予備多めに入っています。石の大小があるので天地の先端には小さめを。あまりに大きさを揃えてしまうとつまらないので、多少、ランダムに大小が配置されるように並べてみてください。イヤリング・ピアスも通すだけがメインなので、すぐできると思います。最初に石を並べたのち、作り始めると仕上がりが綺麗にまとまります。
麻のドレスやトップスに合わせ、自分のためにおしゃれをしてみてはいかがでしょう?
グラティア ラリエット¥9,900 / イヤリング・ピアス¥3.960
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夜明けの花々に宿る水滴を『花雫(なはしずく)』という。朝露は『月雫(つきしずく)』とも呼ぶ。日本語はなんて情緒ある言葉があるのだろう。と感動してしまう。

『春はあけぼの。夏は夜…』
今になって枕草子の言葉が沁みたり、『花鳥風月』という意味が幼い頃には感じえなかった美しさへの領域を広げてくれたり、深い情緒を掻き立てたりする。
『もののあはれ』という平安時代の美学の代表選手のような思想も今の日本や世界の中で過ごす上で、ある意味心のあり方や助けとなるようにも思う。
思春期の頃と中身は大して変わっていないと思ってきたけれど、実は知らぬ間に目で見て耳で聞いて、様々なことを体験し、感じ方は深まっているのだなあと、今更ながらに思う。

(サイズ) 約65cm

(使用工具) 平ペンチ、丸ペンチ、ニッパ、オウル、定規

(素材) アメジストドロップ、ヘクタゴンパーツ、丸カン小、圧縮コイルパイプ、つぶし玉、小カットビーズS、アーティスティックワイヤーノンターニッシュシルバー0.4、フラット平目オーバルチェーン (オープンタイプ)、グリフィン糸アメジスト3号

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